飲食店でのゴキブリ駆除はプロの業者に任せるべき?

答えはイエスです!

2021年6月に食品衛生法が改正されHACCPが義務化されれば今まで以上に衛生レベルの向上を求められ飲食店、食品を扱う事業者のゴキブリ駆除やその他害虫・獣対策の管理もとても重要となってきます。
今回は、その中でもゴキブリ駆除にフォーカスしてなぜプロのゴキブリ駆除業者に任せたほうがいいのか、お伝えしたいと思います。

目次

飲食店に出没するゴキブリ、生命力はとてつもない

ゴキブリは約3億年前から姿を変えていない昆虫として知られています。
ゴキブリのメスは一度の交尾で複数回産卵することが可能で、生涯に産むのは500匹前後と言われています。
米粒一つあれば1週間以上は生きていけるともいわれその生命力はとてつもないものがあります。
食べ物や水があり暖かい場所であればその数は数えきれない程になってしまします。
飲食店であればクロゴキブリ、チャバネゴキブリ、(稀にワモンゴキブリ)という種類がよく見かけるゴキブリになります。

代表的なチャバネゴキブリとクロゴキブリ

チャバネゴキブリの侵入・繁殖傾向

チャバネゴキブリ
例外はありますが店内での繁殖、生息数が最も増えてしまうのはチャバネゴキブリではないでしょうか?
また活動範囲はさほど広くはなく、環境が整えば定着しどんどん家族を増やしていきます。
よく段ボールなどと一緒に人の手で運ばれてくるケースが多いです。またテナントビルであれば左右上下で接している店舗で繁殖していれば間違いなく侵入してくるでしょう。

クロゴキブリの侵入・繁殖傾向

クロゴキブリ

湿った場所を好み下水や建物の床下、天井裏、壁内部に生息します。
飛ぶことができチャバネゴキブリに比べ大型なため移動距離は一説には数百メートルと言われています。
外部からの侵入が多い特徴があります。
条件がそろい、室内の湿ったクロゴキブリの居心地のいい場所があれば室内で繁殖します。

飲食店で繁殖するゴキブリは?

代表的なのはチャバネゴキブリこいつがとても厄介です。
クロゴキブリより小さい体を生かしていろいろな隙間に営巣をします。1ミリ程度あればそこは絶好の棲家となってしまうのです。

飲食店独自でやった場合のゴキブリ駆除 薬剤コスト、人件費

経費がもったいない!そこで市販のスプレーや毒エサ剤(ベイト剤)を買ってきて自分で駆除をする方もいらっしゃると思います。
このやり方で全然出てないよ!という方はそのまま継続して下さい。

市販の薬剤をいろいろためしているけどゴキブリを毎日見かける。全くいなくならない。(汗)

という状態で自分たちで何とかする!と頑張ってらっしゃる方は是非お聞きください。
かつてお聞きした話ですが、毎日終業後にスプレーを丸々一本使ってるけどゴキブリがいなくならないという事も聞いたことがあります。

金額にしたら15,000円ぐらい使い駆除を従業員が残業で行っていたようです。

このケースを大体で計算してみると、、、
ゴキジェットプロ1本700円を15,000円で割ると約21本、これを従業員が毎日1本使って21日間30分ずつ作業
おそらく終業後なので時給1,000円としても深夜手当で時給1,250円の30分なので625円
21日間×625円は、人件費13,125円となり
スプレーのコストと合わせると28,125円と1ヵ月で約3万円の費用となってしまうのです。

それでもいなくならないゴキブリ。。。プロの業者に任せましょう。

実際に、このお店は我々で4週間に一度の作業で1回あたり7,000円のご契約をいただき、お任せいただいております。

今ではほとんど見かけなくなっています。

と、このケースは極端だとは思いますが結構ご自分でゴキブリ駆除をされる方は、よく聞きます。

プロの業者専用のゴキブリ駆除剤、資器材で飲食店を守る

プロが使う駆除剤は?

(※上記画像はイメージ画像です。)

ゴキブリ駆除業者の駆除方法はベイト剤によって巣を根絶していく方法が主流となっています。

それはなぜか?

先ほども言ったようにゴキブリの繁殖力はものすごいです。
目に付く表に出てきたゴキブリだけをスプレーや液剤で駆除していては根本を断つことができないのです。

完全駆除を目的としたとき、このような表面上の処理では全く意味のないものとなってしまうのです。(薬剤と時間、手間の無駄遣いとなってしまいます。)

タイマーで稼働するゴキブリ駆除器を使用している飲食店もよく見かけますが侵入してきたゴキブリ、巣から表に出てきたゴキブリの対処という意味では効果を発揮しますが、巣を根絶するという意味では、なかなか難しいのではないでしょうか?

百戦錬磨のプロのゴキブリ駆除業者は、この点を十分理解しているのでゴキブリを巣から根絶するために有効な方法を選びます。
そこで、ゴキブリの特長を元に開発されたベイト剤を使用しています。
ベイト剤も一種類だけではなく数種類、現場ごとのゴキブリの食いや効果に合わせ見極めて選定します。
ベイト剤は市販されているものであれば数種類?ゴキブリ駆除用に認可されていないものも含めるとかなり数が出回っているようです。
また、ベイト剤を使うもう一つの理由は環境面を考えたとき使用量が少なく抑えられるメリットもあります。

ただし、ベイト剤だけでも根絶できない場合も多々あります。
その場合は、くん煙剤、液剤類を使用したりとプロのゴキブリ駆除業者は多くの薬剤種類を駆使してゴキブリをゼロへとしていけるのです。

プロが使う資器材は?

とても特徴的な資器材としては専用バキューム(掃除機)があります。
ゴキブリの成虫、幼虫、卵まで吸い取って物理的に減らしていくというやり方です。

このやり方のメリットしては、

  • 薬剤使用量を減らすことができる。
  • 薬剤効果と違いその場にいるゴキブリを吸い取るので即効性がある

という点です。

ただ、飲食店で相当な量になったゴキブリを隅から隅まですべて吸い取ることは不可能です。
あくまでも薬剤処理の補助という使い方になります。
その他、プロの業者専用の液剤噴霧器、くん煙剤噴霧器等も駆使していくやり方があります。

調査トラップを使用しゴキブリの侵入をモニタリング

ゴキブリのいない環境の維持には調査トラップがとても重要な役割を果たします。

ゴキブリを1匹見たら100匹いるとよく言われるようにゴキブリの繁殖力はものすごいです。
しかし、ゴキブリ100匹がいきなり飲食店に入ってくるという状況は少ないでしょう。

最初は数匹、また卵を持ったメスが侵入や段ボールなど荷物と一緒に運ばれてくるケースが多くそこから定着し徐々に増えていきます。

それぐらいの数ですと侵入に気づくことが非常に難しいです。

ですので調査トラップをお店の各所に設置し現状の生息状況、新たな侵入を調査していく必要があり把握することで大繁殖する前に対処できます。

生息数を調査し記録

飲食店の状況に合わせたアドバイス

ゴキブリ駆除業者は、ゴキブリの生息箇所を隈なく調査するため飲食店を隅々まで目視調査します。

数々の現場経験から店舗の衛生状態を客観的に見ることができます。

例えば、厨房機器下のゴミ溜まりや水たまり、建物の劣化、周辺の環境変化などをチェック。

その点の改善アドバイスができ衛生面の向上のお手伝いもすることができます。

まとめ

ここまでお伝えしてきたように、ゴキブリは本当に強敵です。

ゴキブリの本当の怖さを味わってきた我々からもう一つお伝えしたいのは、場合によっては、経済面、衛生面での被害(顧客からのクレーム、場合によって営業停止)が発生したり、ゴキブリがいる環境では精神的負担も出てきてしまうこともあるということです。

そうならないため、また飲食店の皆さんの本業により集中していただくためにもプロにゴキブリ駆除は任せていただければと思います。

名古屋のゴキブリ駆除ならダスキン千成通ターミニックスにお任せください。

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この記事を書いた人

役職
ダスキン名古屋千成通店 支店長
害虫駆除歴
20年
資格
JHTC認定 HACCPコーディネーター
ターミニックス事業部 社内ライセンス全て取得

一般のご家庭から食品工場まで、20年以上に渡り害虫駆除の取り組みまた数多くの現場で経験を積んでまいりました。どんな現場であっても対応いたします。

経験と実績のダスキン東寺尾支店・ダスキン名古屋千成通店にお任せください。

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