暖かくなってきてゴールデンウィークまであと少しこの時期の雨が降った後の湿度が高くジメっと晴れた日に大量発生するのがヤマトシロアリの羽アリ(ハネアリ)です。
羽アリは羽アリでシロアリではないでしょ?と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
羽アリは大きく分けて2種類、クロアリの羽アリなのか?シロアリの羽アリなのか?をまずは判別しましょう。
羽アリって?
主に4月から10月にアリが新しい巣を作ろうと羽を生やし女王アリと王アリとして巣から群飛します。
羽の生えたアリが羽アリです。
厳密に言うとシロアリはアリではなくゴキブリの仲間です。(ゴキブリ目シロアリ科)
シロアリはクロアリと同じように社会性を有しているため『アリ』と言われています。
シロアリの羽アリとクロアリとの見分け方
画像参照:日本しろあり対策協会
シロアリ | クロアリ | |
① 触角 | 数珠状 | 『く』の字型 |
② 翅(ハネ) | 4枚の羽がほぼ同じ大きさ | 前羽が多きく後羽が小さい |
③ 胴体 | くびれがなく寸胴 | 腹部がくびれている |
この特徴の違いで見分けることができます。
羽アリからみるシロアリと黒アリの見分け方を動画でご紹介します
シロアリと黒アリの見分け方について、動画で解説しております。下記のボタンをクリックのうえ、シロアリの社会を学び、駆除と予防にお役立てください。
シロアリの種類の見分け方 シロアリ4種類
また、シロアリの羽アリは群飛する時期、時間帯で見分けることができます。
ヤマトシロアリの特長
時期:4下旬~5月(沖縄は2月頃、東北・北海道6月頃) 時間帯:昼間です。
比較的寒さに強く日本の多くの地域に生息しています。イエシロアリと比較して加害は遅く、水を運べ無いため、常に湿った木材・廃材・地中に生息しています。そのため主に地下からの侵入が多く、土台や柱、お風呂場やキッチンなどの水回りに被害が多いのが特徴です。
イエシロアリの特長
時期:6~7月 時間帯:夜間に群飛して電灯に飛来します。
低温に弱いので太平洋側の温暖な地域に生息しています。食害のスピードが速く加害の激しいシロアリとして知られています。土の中に大きな巣を作りここに女王アリを中心としてコロニーを作ります。乾燥に弱いながらも水を運べるため、木や廃材を湿らせながら加害していくので、被害は建物全体にも及びます。
アメリカカンザイシロアリの特長
時期:6~9月 時間帯:昼間に数回ずつ何度も群飛します。
アメリカ産の外来種。今日本の各地で発見されている要注意なシロアリです。土の中には住まず、湿気の無い乾いた木材でも生息出来るとても生命力の強いシロアリです。アメリカカンザイシロアリの被害は、床下から壁・天井裏まで広がりあらゆる木製品や家具まで食べてしまいます。行動範囲は、ヤマトシロアリやイエシロアリと比較にならない範囲になります。
ダイコクシロアリ
時期:5~8月 時間帯:夜間に少数ずつ群飛して電灯に集まってきます。
羽アリ発生時の対処とその後の対応
突然のシロアリの羽アリ大発生、そんな時は掃除機で吸ってしまうのが一番です。
また殺虫スプレーでも羽アリは十分駆除できます。
しかし、シロアリの働きアリ達は依然木材や地中に生息していますので羽アリが出なくなったからといってシロアリがいなっくなったということではありませんので発生した場合は専門の業者にみてもらい処置してもらうことをおすすめします。
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役職
ダスキン名古屋千成通店 支店長
害虫駆除歴
20年
資格
JHTC認定 HACCPコーディネーター
ターミニックス事業部 社内ライセンス全て取得
一般のご家庭から食品工場まで、20年以上に渡り害虫駆除の取り組みまた数多くの現場で経験を積んでまいりました。どんな現場であっても対応いたします。
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